技術士とは、
日本技術士会とは、
【技術士とは】
技術士は、技術士法に基づく国家資格でございます。技術士の国家試験に合格し、技術士として登録しますと、技術士の称号を用いて仕事をすることが国家から認められます。所定の教育課程を修了した「JABEE認定者」は「一次試験合格と同等」と認められますが、一般的には、技術士になるために、一次試験と二次試験(筆記試験+口頭試験)に合格する必要がございます。また、技術士には実務能力が求められることから、二次試験の受験までに所定期間の実務経験が必要になります。ここ数年の技術士試験の合格率は下図のとおりでございます。技術士国家試験の過去問題を以下の「外部リンク」のページに貼付させていただきました。技術士を目指される皆様方は、以下の「外部リンク」のページからダウンロードすることができます。
【技術士の部門について】
技術士には21部門ございます。以下の「部門一覧」に、それら21部門を示します。技術士の部門には、工業系だけでなく、農業・森林・水産といった農林水産系もございます。21部門目の「総合技術監理部門」の技術士になるためは、総合技術監理部門以外の部門の知識に加えて、5つの管理、すなわち「経済性管理」「人的資源管理」「安全管理」「情報管理」「社会環境管理」の知識が必要になります。「総合技術監理部門」の試験は、総合技術監理部門以外の部門の試験と総合技術監理部門の試験で構成されており、双方の試験に合格した者が総合技術監理部門の技術士になります。技術士の中には、総合技術監理部門以外の部門の試験と総合技術監理部門の試験を同じ年に受験して合格される方もいますが、大部分は、総合技術監理部門以外の技術士になった後、総合技術監理部門の試験に挑戦します。なお、二次試験の受験に必要となる実務経験も、総合技術監理部門は他の20部門より長く設定されています。
【技術士試験合格率の推移】
下図に技術士試験合格率の推移を示します。下図は受験申込者に対する合格率です。一部のJABEE認定者を除き、基本的に一次試験合格者に二次試験受験の機会が与えられますので、技術士試験合格率は、一次試験合格率と二次試験合格率の掛け算により求められます。総合技術監理部門に合格するためには、さらに他の20部門の技術士への合格が必要になります。
【公益社団法人日本技術士会とは】
日本技術士会は、技術士制度の普及・啓発を目的とする公益社団法人で、正会員の技術士と準会員の修習技術者(一次試験合格者+JABEE認定者)により構成されています。2023年3月末時点で19,145名の正会員・準会員が属しており、その内訳は、正会員が16,081名、準会員が3,064名でございます。日本技術士会には、1つの統括本部と関東甲信地域の各県支部そして8つの地域本部がございます。日本技術士会は、講演会や交流会など、さまざまな行事を主催しており、これが自らの研鑽や人的ネットワーク作りなどに役立てられています。
公益社団法人日本技術士会 ホームページ
「試験・登録情報」統計情報より作成
外部リンク
【日本技術士会ホームページ】
【三重大学ホームページ】
【連携協定】
『日本技術士会 中部本部』&『三重大学大学院 工学研究科』
2022年1月24日付にて「公益社団法人日本技術士会 中部本部」と「国立大学法人三重大学 大学院 工学研究科」が連携協定を結びました。微力ではございましたが、この仕事に携わらせていただきました。今後、双方が「ウィンウィンの関係」を構築・維持できますよう、引き続き努めて参ります。連携協定に関する三重大学ホームページのサイトを以下に貼付させていただきます。
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