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行事案内
人と技術は世を変える
論文・記事・講演
池田和人の代表論文と講演や記事の事例を掲載させていただきます。講演資料につきましては、公開できる部分のみ掲載させていただいております。どうかご容赦下さい。なお、当然ながら著作権法が適用されます。
以下に公開された資料はダウンロードいただいて結構です。著作権法に反しない範囲でご利用も可能です。

論文
[論文] 化学プラントのリスクアセスメント HAZOP/LOPA
【月刊技術士 2025年6月号】
本稿では,バッチ重合プロセスを題材に,化学プラントのリスクアセスメント手法として世界で広く用いられている定性的評価手法『HAZOP』と定量的評価手法『LOPA』を実行します。リスクアセスメントは、安全機能の追加の要否を判定するために行うものです。そこで、本稿では,評価結果がNG になる場合を敢えて取り上げ、安全度水準(SIL)を用いた安全計装機能(SIF)の追加方法も説明します。
《セミナー講師として各社に訪問しています》
本件につきましては、大手各社にお伺いし、セミナー講師を務めています。セミ ナー講師をご希望の方は『お問合せ』のページに記載されたメールアドレスにご連絡下さい。

雑誌「配管技術 プラントの安全 : 2024年3月増刊号」
【配管技術 "プラントの安全" : 2024年3月増刊号(日本工業出版)】
雑誌「配管技術 2024年3月増刊号」の43ページに「プラント安全管理の実務」と題する記事を載せました。以下は、その一節です。
【「プラント安全管理の実務」の一節】
スラム街を有する人口80万人の都市をプラントから漏洩した毒性ガスが襲い、死者2万人以上を出したインド・ボパール事故(1984年)は、『非定常作業における事故』の典型である。メインのMIC(メチルイソシアネート)生産設備の長期休止中、配管工事に用いられた水がMICの貯槽に入り、激しい反応により圧力が急上昇して毒性ガスが外部に漏洩した。この時、生産設備の休止と配管工事という非定常状態を無視した結果、貯槽の冷却を兼ねていた冷凍設備、排ガス除害設備(ベントスクラバー)、フレアスタックといった防護壁が全て休止され、それが毒性ガスの大量漏洩という大惨事を生んだ。おそらくこの現場には、『MICを貯めておくだけ』、『単なる配管工事』という安易な考えがあったのだろう。

【記事の訂正】 池田隼人⇒池田勇人
雑誌「プラスチックス 2023年7月号」 人と技術は世を変える
【プラスチックス(日本工業出版)】
雑誌「プラスチックス7月号」の65ページに「人と技術は世を変える」と題するコラムを載せました。以下は、その一節です。
【「人と技術は世を変える」の一節】
カルヴァン派プロテスタント国では、「自分が救われるかどうか神がすでにお決めになっている」のだから、それを逆に解釈すれば、「神に人生を決められている以上、何をやっても同じ」ということになる。そのような教えに基づけば、人の心は一旦「あきらめの境地」に至るが、その心はすぐに「開き直りの精神」に変わり、やがて「冒険の精神」に生まれ変わるであろう。

【「人と技術は世を変える」の一節】
我々の世代は、「火を起こすな」という「歴史的発明の否定」を安易に受け入れるべきでない。我々の世代は、地球温暖化を改善しつつ、「好きなだけ火を起こせる」という理想を追求すべきである。排煙から二酸化炭素を分離回収する技術さえ持つことができれば、それが可能である。現状、二酸化炭素を高効率で分離回収できる技術は ない。しかし、日本は、「二酸化炭素の分離回収技術で世を変える」という野望を抱くべきである。
日本工業出版「配管技術」
『連載 化学プラントの基本設計』
【連載 第1回(2025年10月号)】
『プラント建設の意思決定から基本設計の総論まで』
【連載 第2回(2025年12月号)】
『設備投資の意思決定手法(投資採算評価手法)』
【連載 第3回(2026年2月号(予定))】
『物質収支と熱収支(Heat & Mass Balance)』
プラント建設は『社運をかけた巨額の投資プロジェクト』です。この投資回収に失敗すれば、会社が倒産に追い込まれることもあります。一方、欧米から伝来した化学プラントの基本設計は、日本人が不得手とする『演繹法(総論から各論へ)』の論理で進められます。本稿では、まずはトップマネジメントによる投資の意思決定手法をお伝えした上で、化学プラントの基本設計手法を解説します。この連載への投稿は、今後も継続する方針です。

(重要な講演)
公益社団法人日本技術士会 中部本部 冬季講演会:2025.11.29 名古屋市 ツドイコ名駅東)
『人と技術は世を変える』
~マクロ経済学と日本の逆転劇~
2025年11月29日土曜日に名古屋市のツドイコ名駅東で行われた『公益社団法人日本技術士会中部本部 冬季講演会』にて、『人と技術は世を変える』と題する講演をしてきましたので、その講演資料を公開します。
当日の講演会では、全固体電池のご研究で紫綬褒章を受章された大阪公立大学 前学長 辰巳砂昌弘先生がご登壇され、私は日本技術士会の会員として、会員講演の場で登壇させていただきました。あまりに大胆な意見を述べさせていただきましたので、以下の講演資料は怒らずに見て下さい。
【講演概要】
『日本国憲法とは』、『マクロ経済学の基本』、『国内に投資先を創り、紙幣を回す』、『安価な通勤型リニア』、『安価な通勤型新幹線』、『時速千キロのまっすぐで安価な通勤型高速リニア』、『南関東ガス田での天然ガス採掘・炭素循環社会・水素社会』、『長野県飯田市への首都移転』、『日本に銀があるかもしれない』、『京都に朝廷を戻す』、『東京を適正な規模の産業都市にする』などを提案して参りました。以下の講演資料のRev版は、講演後にページが適宜追加されています。

(学会発表)
第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会(岐阜大学:2025.11.8)
『『炭素循環型社会』そして『天然ガス社会と水素社会』さらに『マクロ経済学』を考える。
排煙からCO2 を分離回収できれば『いくらでも燃やせる社会』になる。CO2 を含まないクリーンな排煙はいくらでも大気に出せるからである。人類史上最大の発明である『火を起こす行為』を我々の世代が安易に否定すべきではない。
千葉の『南関東ガス田』には数百年分の天然ガスが眠っている。「技術力を有する日本の大資本」により国内で天然ガスを掘り、排煙からのCO2 分離回収技術を併用しながらエタンクラッカーでエタン(C2H6)をエチレン(C2H4)に変換すれば、その脱水反応から生じる水素により街に自動車を走らせることができる。そして技術を有する日本は、生成したエチレン等に付加価値を付けて売ることができ、日本のお家芸であり発電効率が最も高い天然ガス系コンバインドサイクル発電を国内に普及させることができる。
なお、「天然ガス+エタンクラッカー」によるエチレンの生産コストは「原油+ナフサクラッカー」の数分の一程度であるが、現状の原油系基礎化学品の中には、「天然ガス+エタンクラッカー」では生成しないものや不足するものがある。また、天然ガスの採掘技術も道半ばであり、障害となる法規制もいくつかある。そこは合成化学、化学工学、資源工学の研究開発力と国政の転換によって乗り切らなければならない。
天然ガスプラントの建設費の相場は1 兆円と言われる。日銀の金融緩和によりマネタリーベース(紙幣発行量)は620 兆円に膨らんだが、そのうち500 兆円が金融機関の預け金口座である「日銀当座預金」にある。この紙幣を国内に投資し、この紙幣を国内で回せば、マクロ経済学の貨幣数量方程式に従い、名目GDP(所得)とマネーストック(預金額等)が増えるだろう。これは、かつての日本が高度成長を実現するために用いた手法である。

講演・講師・セミナー等
世界の覇権国の変遷
【世界の覇権はエネルギーと技術で決まる】
織田信長と豊臣秀吉の時代、世界の覇権はハプスブルク家が支配していたスペインが握っていました。徳川家康の時代、世界の覇権は東インド会社を有するオランダが握っていました。徳川家康は、日本で採掘される銀の利権をオランダに渡し、代わりに大砲をオランダから手に入れました。そして、この大砲を使って『大坂の陣』で豊臣を滅ぼしました。
江戸時代の後半、世界の覇権は産業革命に成功したイギリスが握っていました。そして、第一次世界大戦後から現在まで、世界の覇権はアメリカが握っています。最近、世界の覇権は『エネルギーと技術』で決まることがわかってきました。私、池田和人のセミナー『人と技術は世を変える』からスライドの抜粋をどうぞ。

これからは博士に行こう。ロックが好きな君たちへ。
【大学の授業ではできませんが】
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メタリカのジェームズ・ヘットフィールドが米国カリフォルニア工科大学(通称CalTech)の理学博士であることをご存知でしょうか。(最近、これはフェイクだという噂があります。)
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クイーンのブライアン・メイが英国インペリアル・カレッジ・ロンドン(通称ICL)の理学博士であることをご存知でしょうか。
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ソ連崩壊3ヶ月前にモスクワの飛行場で行われたモンスター・オブ・ロックでメタリカが160万人の観客を熱狂させたことはご存知でしょうか。このコンサートは、Youtubeで『Metallica Moscow 1991』を検索すると見ることができます。この動画を見ると、自国が崩壊する寸前の若者たちの心を知ることができます。
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以下のスライドをご確認下さい。ロックスターたちの政治的な役割が見えてきます。私、池田和人のセミナー『人と技術は世を変える』からスライドの抜粋をどうぞ。

人間関係について
【ある若者へのメール 2023-1】
敗戦後の首相「吉田茂」が育てた若者たちが、日本の高度成長を実現しました。その若者たちとは、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一です。このつわものたちは、総理大臣として日本を先進国に導いた人です。これまでの歴史を見ますと、「人と人とのつながりが社会を造る」ということがわかります。
一方、今の若者に伝えたいことがあります。それは、人間関係を意識して行動するより、社会を任せられる人間になることの方が重要だということです。常に社会の未来を考え、社会の未来のために尽くして下さい。そうすれば、社会の皆さんが喜んでくれます。そして、その人の人間関係もうまくいきます。
記事
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